バテないライダーを目指せ！

ライダーのスタミナの基本は、エネルギー源となる「炭水化物と糖質」です。炭水化物は、体内で糖分に分解され、さらにグリコーゲンになります。グリコーゲンは主に筋肉と肝臓に蓄えられえます.運動には、主に筋肉中のグリコーゲンが使われ、なくなるとバテて動けなくなってしまいます。ガソリンが、なくなるとバイクが止まるのと同じです。
また、肝臓に蓄えられるグリコーゲンは、脳内で使われるエネルギー源となります。判断力や集中力の低下をふせぐためにも、バイクに乗る前には、しっかり糖分の補給をしましょう。

運動前にこまめに補給

筋肉や肝臓にたくわえられるグリコーゲンの量には限りがあります。バイクに乗る前後などに、こまめに補給する事が大切にです。

早朝など時間がない場合でも、食事は抜かない方が良いです。バナナやエネルギー系のゼリー、スポーツドリンクなど消化吸収のよいもので、エネルギーの補給をしましょう。

できれば、バイクに乗る前の晩に、炭水化物をたっぷりとって筋肉や肝臓に、グリコーゲンを補充しておきましょう。当日バイクに乗る前の３〜４時間前には、食事をすませましょう。食事には、消化の悪い脂肪やたんぱく質はさけた方が良いです。バイクに乗る直前にも、エネルギー系のゼリーやスポーツドリンクなどで補給するとより効果的です。